2019年09月08日

夏の暑さが戻った桃岩展望台コース

今日は最高気温27℃を記録、真夏の暑さが戻りました。桃岩展望台コースは程よい風が吹き抜けそれほど暑さは感じませんでした。コエゾゼミはこの暑さで元気を取り戻したみたいで鳴き声が大きくなっていました。

桃岩展望台コースではリシリブシが見頃で、8月末よりも花数が増えていました。周辺の花が減ってきているため、この花の蜜を目当てに訪れるマルハナバチ達の姿が度々見られました。草原には広くドライフラワー状態になったヤマハハコも見られました。
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リシリブシとヤマハハコ

コガネギクも見頃です。背丈が低いものも多く、他の草に隠れながら咲いているものも沢山あります。チシマワレモコウもまだ数多く咲いていました。
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コガネギクとチシマワレモコウ

急斜面でアサギリソウも開花中です。花は小さく目立ちませんが、葉は銀色に光りすごく目立ちます。桃岩展望台の柵の際から西側の斜面を覗き込むと、レブンソウが最後の一咲きでしょうか、赤紫色の花が複数咲いていました。
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レブンソウに囲まれて咲くアサギリソウ

草原は枯れ草が目立ってきましたが、ミソガワソウ、エゾノコギリソウ、キタノコギリソウ、ヒロハクサフジ、サラシナショウマ、イブキジャコウソウ、コウゾリナ、シオガマギク、カラフトニンジン、ヤナギタンポポが開花中で、季節を間違えて返り咲いたミヤマキンポウゲ、チシマフウロ、エゾイブキトラノオも見られました。もうしばらく、礼文の花々を楽しむ事が出来そうです。
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桃岩展望台駐車場付近からの風景
(K.M)
posted by 花観隊 at 15:57| Comment(0) | 日記

2019年09月07日

霧の中のレブンウスユキソウ群生地

今朝からレブンウスユキソウ群生地は濃い霧につつまれ、周辺の景色は全く見えませんでした。花や葉には水滴が着いていて、アップで写真を撮るには良いタイミングでした。元地口からレブンウスユキソウ群生地の区間で咲く花の数は少なくなり、ススキの穂や枯れ草が目立ってきましたが、チシマワレモコウ、エゾゴマナ、ヤナギタンポポ、コガネギクは比較的数多く咲いていました。レブンウスユキソウ群生地では、イブキジャコウソウ、コガネギク、チシマワレモコウと、イブキジャコウソウよりも小さな花のエゾコゴメグサが数多くみられました。また、ウメバチソウ、ヤナギタンポポ、ツリガネニンジン、カラフトニンジンもまばらにみられ、トウゲブキ、エゾカワラナデシコ、シオガマギク、ハナイカリはほぼ終わりの様でした。(K.M)
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エゾコゴメグサ
小さい花なので、気をつけて見ないと見逃しそう
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ウメバチソウ
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エゾゴマナ
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レブンウスユキソウ群生地の風景
手前の黄色い花はコガネギク
posted by 花観隊 at 14:26| Comment(0) | 日記

2019年09月06日

コガネギクが見頃の江戸屋山道

礼文では花が少なくなる季節ですが、江戸屋山道では晩秋に盛りを迎えるコガネギクとカラフトニンジンが見頃でした。開花して間もないアサギリソウはポツポツと見られ、レブンイワレンゲは少数が開花し始めたばかりでした。そのほか、トウゲブキ、イブキジャコウソウ、キタノコギリソウ、ヒロハクサフジ、チシマワレモコウは比較的花数は多く、サラシナショウマ、ウメバチソウ、チシマリンドウ、エゾゴマナ、ミソガワソウ、コウゾリナ、エゾカワラナデシコは少ないですがまだ開花中です。(K.M)
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見頃のコガネギクとヒロハクサフジ
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アサギリソウと見頃のカラフトニンジン
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レブンイワレンゲが見頃になるのはもう少し先
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アワビコタン分岐周辺の風景
posted by 花観隊 at 17:58| Comment(0) | 日記